石川県知事が子ども医療費の現物給付化の検討を表明

谷本正憲石川知事は、子どもの医療費について、医療機関の窓口で実際に支払う額を月1千円までとする現物給付方式の導入について前向きに検討すると表明しました。

石川県議会で谷本知事が、子ども医療費について、現在の「償還払い方式」を「現物給付方式」に変更することを表明したと報道されています。

北国新聞ニュース 9月25日
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/E20140925001.htm

石川県では子どもの医療費は月額の自己負担の上限額を1,000円としてそれを超える医療費を助成していますが、長野県同様に償還払い方式のため一旦窓口で全額支払いが必要です。また、長野県とは違って毎月の申請も必要となっています。更に、石川県では市町が独自に現物給付方式にした場合には県から市町への福祉医療給付費の補助を中止するといった要綱を定めています。
このように石川県では子ども医療費の現物給付化について消極的な立場でしたが、従来の方針を転換して、現物給付方式の検討に入り、来年度にも導入される可能性が出てきました。
長野県も、手持ちの お金がなくても安心して治療を受けられるよう、県知事の英断を期待するところです。

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