子ども医療費について、対象年齢の基準が一番低い長野市の動向についてです。
11/26日に長野地区社保協が長野市と医療、介護、福祉等について懇談を行った。
子どもの福祉医療給付制度については長野市だけが「小学校卒業まで」のため、所得制限無しに中学卒業までの拡充と窓口無料化について要望した。対象年齢拡大については所得制限のあり方、実施時期、財源確保などを含め、県の動向を注視しながら検討中との回答であった。また、窓口無料については現行の自動給付方式の維持する考えであることを強調した。
また、12月5日の信濃毎日新聞には子どもの医療費無料化の対象を長野市が拡大を検討していると報道された。記事によると中学3年生までを視野に、対象年齢や実施時期を今後詰めていくことと併せてここでも親の所得制限の検討する考えが示されている。
6月24日の長野県議会の藤岡県議の一般質問に対して阿部知事は所得制限をつける考え方についての発言は否定しているが、現在市町村とともに検討している長野県の福祉医療のあり方の見直しの中で、所得制限もひとつの議論に浮上しそうである。