佐久平のイオン前で宣伝署名行動、220 筆の賛同を得る
快晴の4 月26 日の土曜日は、多くの親子連れや家族の皆さんがイオン佐久平店に買い物に訪れ、その前にある市民交流ひろばで子ども達が元気に駆け回っていた。その中で医療費窓口無料を求める宣伝署名行動に参加した14 名がハンドマイクの訴えに沿って署名依頼を行なった。
子ども・障がい者の医療費の一部負担は病医院・薬局の窓口で一旦支払い、申請した金融機関に2?3 ヵ月後に手数料(500 円か300円)を引かれて振り込まれる。それが現在の長野県の自動給付方式というものです。
ところが、子どもの医療費は37 都府県で病・医院の窓口で無料という制度となっています。障がい者は30 都道府県で無料です。しかも隣りの群馬県では、手数料・負担金もなく所得制限もなく中学校卒業まで対象です。
日本の医療は、皆保険制度により誰もが保険制度により病・医院に掛かることが出来、保険薬局により薬がもらえます。しかしながら、国の社会保障政策により一部負担が1 割?3 割も掛かってしまいます。そのため、病気やケガになっても自分や家族のお金がなければ病・医院に掛かれない状況が生じているのです。
そこを補完するための制度として福祉医療制度が実施されています。ところが長野県では病・医院や薬局の窓口で医療費の一部負担を一旦支払うことから、とても早期受診や定期通院は難しいのが実態です。そのため子育て、障害者や家族団体と医療関係団体、労働組合が最初から窓口で無料にしてほしいと運動に取り組んでいるのです。
宣伝署名行動は午後3 時から4 時までの1時間取り組まれた結果、220 筆の署名の協力を得ました。署名行動後の感想では、どの署名より賛同してくれた。まさにみんなの願いは窓口無料だとの発言がありました。