子ども医療費助成は未来への投資 群馬県知事にみる少子化対策

こども医療費を中学卒業まで完全無料化制度としている群馬県の大沢知事の姿勢について紹介します。

すすめる会ニュース14-14号でも紹介しましたが、藤岡県議会議員の福祉医療の窓口無料を求める一般質問に対して阿部知事からは前向きな答弁は聞かれませんでした。

ところで、藤岡議員はこの一般質問で子ども医療費を中学卒業まで完全無料としている群馬県知事の発言を紹介しています。その内容は「県内どこに住んでいても均一のサービスが受けられ、安心して子どもを産み育てられる環境を整備することが少子化対策にとって重要であり将来の豊かな社会を築くために未来への投資と考えまして子育て支援の目玉政策としたところであります。」というものです。
 Facebookにも書きましたが、群馬県の子ども医療費助成は中学卒業まで完全無料化制度です。つまり窓口での負担金は一切ない現物給付方式で、所得制限もありません。全国に先駆けて実施したこの助成制度について大沢群馬県知事は、第14次群馬総合計画(はばたけ群馬プラン)の巻頭言では、「県民が安全で安心できる生活をを守ることが県政運営の最も基本」とした上で、これまで危機管理の体制の強化、救急医療体制の充実などとともに「中学生までの医療費無料化」に取り組んできたと述べています。また、このプランの分野別施策の「子育て環境の整備」の項目には「全国に先駆けて実現した、中学生以下の子どもに対する医療費の完全無料化制度を継続して運用し、子どもの健康保持や保護者の経済的負担の軽減をはかります。」と継続に意欲的です。
長野県でも財政難ばかり強調するのではなく、「未来への投資」として優先課題として位置づけて欲しいものです。
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