福祉医療給付制度の改善を進める会の2011年度総会が5月14日に長野市障害者福祉センターで開催された。
平川事務局長から昨年度の活動として村井前知事へ「窓口無料化を求める署名」を17,543筆提出し健康福祉政策課に要請したこと、また県内の情勢について市町村レベルでは子ども医療費の対象年齢拡大が進んでいることなどが報告された。来年度の活動としては県保険医協会ではすでに取り組んでいる「こども・障害者等の医療費窓口無料化を求める要請書」について9月を目途に阿部新知事に提出して要請すること、署名推進のためにニュースやチラシ等の宣伝物の発行、福祉医療の対象者の拡大等8つの方針案を満場一致で可決した。また、2011年度役員選出では鈴木保険医協会会長も引き続き副会長に再任するとともに、県障害者運動推進協議会代表の坂本 隆久氏が新たに会長に選出された。
(長野保険医新聞より)