すすめる会は 9 月 20 日、7 月の参議院選挙で野党統一候補として当選した羽田雄一郎議員への要請行動を行いました。和田浩会長に代わり原金治副会長が「国による全国一律の子ども医療費助成制度を求める要望書」を羽田議員に手渡し、懇談しました。要望は次の2項目。①中学卒業までをめざし、当面、就学前までの国による医療費無料制度を早期に創設してください。②子どもの医療費を現物給付で助成した市町村への国民健康保険国庫補助金の減額措置(ペナルティ)を完全に廃止してください。
参加した子育て中のお母さんらの要望に対して羽田議員は、「皆さんからの訴えを聴いてよくわかりました。当事者からのお話を聴ければ国会の活動に生かすことができます」と応じました。また、「安倍政権下では格差、貧困が広がっている。医療や教育には本来格差があってはならないし、医療の助成でも住む地域により格差があることはおかしい。進んでいる先進事例をつぶすことなく前にすすめていきたい」と語り、「党内でも議論し、野党共闘のなかでも議論しながら、医療、子育て、教育に重点を充てる政権を作りたい」と今後に向けた展望にも触れました。