田中知事が窓口無料化を表明

2月15日の長野県議会の一般質問で「福祉医療の窓口無料化」が取り上げられ、田中知事が「入院医療費での無料化など確実な一歩を進めていく。医療費の膨張を招かぬよう入院時食事代を徴収する方法で関係方面と検討していきたい。全国一律での実施を国へ働きかけていく。」と答弁した。
15日の午後の県議会は共産党の小林県会議員が質問に立った。小林県議は介護保険問題、教育問題に続いて福祉医療の窓口無料化問題を取り上げた。乳幼児など所得の無い者は保険制度に馴染まないもので国の責任が本来の姿と指摘した上で、窓口無料は県議会でも議決しており知事の決断を待つのみであり、長野市議会でも県への要望を採択した。知事選での公約でもあるとし知事に実行を求めたのに対する答弁だった。
小林県議は知事答弁に再度の確認質問を行い、田中知事は「小さくても確実な一歩から進めていく」と表明した。

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