完全窓口無料化の県民運動を大きくしよう 当事者のつどいを開催

普段の生活だけでも大変なのに、医療費負担が追い打ち

3月26日、すすめる会主催の当事者のつどいが長野市内で開催され57名が参加した。
冒頭、和田浩会長は「子ども達の貧困の実態は深刻、受益者負担金のない窓口完全無料化に向けた運動にしましょう」とあいさつ。
続いて当事者である子育て中の母親、障がい者、学校現場から養護教諭が発言。また、民医連が取り組んだ小児科患者アンケート結果も報告され、深刻な子どもの貧困の実態や普段の生活だけでも大変なのに、そこに医療費負担が追い打ちをかけている現実が告発された。
すすめる会の湯浅事務局長は、当事者が声をあげることの大切さが共有できたとし、県への要請と同時に今後は市町村への働きかけも重要であり、受益者負担金のない完全窓口無料化の県民運動を大きくしようとまとめた。
参加者からは「当事者からの話しを聴いて窓口無料の必要が理解できた。子どもの歯科治療は一生の健康維持を左右させる問題。看護師をしているので今後のとりくみに生かしていきたい」といった感想が寄せられている。(すすめる会ニュースを参照)

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